バックワード デザイン
バックワード デザインの考え方は、Wiggins & McTighe に由来し、学習経験は最終評価を念頭に置いて計画すべきであることを示唆しています。
人は目的、つまり望ましい結果(目標または基準)から始め、基準によって求められる学習の証拠(パフォーマンス)、および学生がパフォーマンスを発揮するために必要な教育からカリキュラムを導き出す」(Wiggins and McTighe, 2000, page 8)
目的を念頭に置いて始めることにより、教師は、最終的にある学生は最終評価の準備ができているが別の学生は準備ができていないということに気づくためだけに単位から単位へと計画を進めるという共通の問題を回避できるのです。
バックワード設計には3つの段階があります。
第1段階: 望ましい結果を特定する
第2段階: 学習の許容できる証拠を決定する
第3段階: 学習体験を設計する & Instruction
Teaching to the Test vs. Teaching the Test
このアプローチに対する批判の1つが、「試験のために教える」ことが助長されて見える、というものです。 しかし、そのフレーズに付随する否定的な意味合いにもかかわらず、テストに教えることは、まさに講師の役割であるべきだと言えるでしょう。 もちろん、テストそのものを教えるということではありません。 しかし、最終的なテストや評価が必要な場合、バックワードデザインは、学習者が最終評価で良い結果を出せるように準備するための有効な方法となります。