生存率
腸がんは、大腸(結腸がん)または背中の通路(直腸がん)に発生するがんです。 大腸がんとも呼ばれます。
生存率はさまざまな要因に左右されます。 ですから、あなたがどのくらい生きられるかを正確に伝えることは誰にもできません。
- がんの種類とステージ
- 体力のレベル
- 以前の治療
これらは、大勢の患者さんに基づいた一般的な統計です。
ステージ別の生存率
腸がんのステージ別の生存率の英国全体の統計はありません。
英国では腸がんのステージ別の生存率が公開されています。 これらの数字は2013年から2017年の間に診断された男女のものです
ステージ1
ステージ1の腸がん(デュークスAとも呼ばれます)では、100人中約90人(約90%)が診断されてから5年以上がんを生存することができると言われています。
ステージ2
ステージ2の腸がん(デュークスBとも呼ばれる)の100人中80人以上(80%以上)が、診断されてから5年以上がんから生還します。
ステージ3
ステージ3の腸がん(デュークスCとも呼ばれる)では、100人中70人近く(約70%)が、診断されてから5年以上がんから生還すると言われています。
ステージ4
ステージ4の腸がん(デュークスDとも呼ばれる)の100人中10人(10%)は、診断されてから5年以上がんから生還することができます。
がんが肝臓に転移しており、外科医がそれを取り除くことができれば、100人中40人以上(40%以上)が手術後5年以上がんから生還することになります。
イングランドの診断時ステージ別がん生存率、2019
Office for National Statistics
この数字は2013年から2017年までにイングランドで診断された人たちのものです。
この統計は純生存率です。 純生存率は、がんと診断された人のうち生きている人の数を計算するのではなく、がんから生還した人の数を推定するものです。 つまり、がんにかからなかったら他の原因で亡くなっていた人がいることを考慮した上での、がん患者の生存率です。
Surgical management and outcomes of colorectal cancer liver metastases
E J A Morris and others
British Journal of Surgery Year – 2010 Volume Number – 97 Part Number – 7 Pages – 1110-8
Survival for all stages of bowel cancer
一般にイギリスの腸癌患者に対しての話です。
- 100人中ほぼ80人(ほぼ80%)が1年以上生存
- 100人中ほぼ60人(ほぼ60%)が5年以上生存
- ほぼ55人(ほぼ55%)が1年以上生存
- 100人中ほぼ100%が1年以上生存
- ほぼ80%が1年以上生存
- ほぼ100%が5年以上生存li 100人中(ほぼ55%)が10年以上がんから生還
イングランドの診断時のステージ別がん生存率です。 2019
Office for National Statistics
この数字は、2013年から2017年の間にイングランドで診断された人たちです。
この統計は、純生存率です。 純生存率は、がんと診断された人のうち生きている人の数を計算するのではなく、がんから生還した人の数を推定するものです。 言い換えれば、がんにかからなかったら他の原因で亡くなっていた人もいることを考慮した上でのがん患者の生存率です
何が生存に影響するか
あなたの見通しは、がんと診断されたときのステージに左右されます。
がんの種類やがん細胞の悪性度も、生存に影響します。
一般的な健康状態や体力も生存に影響し、健康であればあるほど、がんや治療に対処できる可能性があります。
一部の腸がんは、カルシーノ胚性抗原(CEA)と呼ばれるタンパク質を作ります。 治療前にCEAの値が高い人は、見通しが悪くなる可能性があります。
腸がんは、時に腸を詰まらせることがあります(腸閉塞)。 このような場合、腸の壁に穴が開くリスクがわずかにあります。 これは穿孔と呼ばれます。 腸閉塞や穿孔を起こした腸がんの患者さんは、見通しが悪くなります。
この統計について
1年生存や5年生存という言葉は、1年や5年しか生きられないという意味ではありません。
その他の統計
生存率と腸がんに関するより詳しい情報については、がんの統計のセクションをご覧ください
その他の統計
腸がんに関するより詳しい情報については、がんの統計のセクションをご覧ください
腸がんに関するより詳しい情報については、腸がんの統計のセクションをご覧ください。