離岸流のしくみ
前節では、離岸流は砂州の低いところから水があふれてくることで発生することを説明しました。 波が砂州と海岸の間の水域に押し寄せるので、数分から数時間、流れが続くこともあります。
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一般的に、離岸流の強い部分は水際と砂州を結ぶ直線ですが、流域のどちら側からも水を引き込みます。
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引いた波が砂州の隙間を通り、同じ高さの水と出会うと、すぐにその圧力が下がります。
その程度によっては、浜辺から離岸流を見ることができるかもしれません。 強い引き波は、押し寄せる波を乱し、海底の砂をかき集めます。
もし、離岸流に巻き込まれたら、冷静に判断することが大切です。
万が一、離岸流に巻き込まれたら、冷静に判断することが大切です。 多くの場合、たとえ泳ぎが得意な人であっても、これでは疲れるだけです。
そのかわり、浜辺と平行に横向きに泳ぎましょう(下図参照)。
代わりに、浜辺と平行に横向きに泳ぎましょう(下図参照)。そうすれば、細い外向きの流れから外れて、波に乗りながら戻ってこられます。 引きずられるように横向きに泳ぐのがつらい場合は、砂州を過ぎてから泳ぐとよいでしょう。
人は、水の中で暴れたり、泳ぐのに全力を尽くしたりすると、溺れてしまいます。
人は、水中で暴れたり、泳ぐのにエネルギーを使い果たすと、溺れてしまいます。引き波や水中の危機を乗り切るには、冷静になり、エネルギーを節約する必要があります。 泳いで海岸に戻れないと思ったら、離岸流を避け、水の中を歩いてください。
海岸にいるときに、他の人が引き波にさらわれているのを見たら、ライフガードや警察に助けを求めましょう。 すぐに飛び込まず、その人のところまで泳ぎましょう。
離岸流に対抗する最も効果的な方法は、水泳の基本的な安全ルールを守ることです。
離岸流に対抗する最も効果的な方法は、基本的な水泳の安全ルールに従うことです:一人で海に入らない、泳ぎが得意でない人は浅瀬にこだわる(浅瀬でも危険なことはありますが)。
近々、海で泳ぐ予定があるなら、離岸流についてできる限り学んでおくとよいでしょう。
離岸流や海の安全についてもっと知りたい方は、次ページのリンクをご覧ください。
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