ニコラ・テスラや他の天才科学者の謎の死をサイエンス・チャンネルの新ドキュメンタリーで調査

イーロン・マスクが自分のハイテク自動車会社に名前をつけた科学者、ニコラ・テスラの死が、サイエンス・チャンネルの新しいドキュメンタリーの主題になると The Wrap は伝えています。

Deadly Intelligence は、テスラ以外にも他の天才科学者の死の背後にある謎の状況も調査する新シリーズで、この4月に放送予定とのことです。

この番組の新しいティーザーが公開され、第1話では、メリーランド州のキャンプ・デトリックで働いていたアメリカの生物兵器科学者で中央情報局(CIA)の職員だったフランク・オルソンの死について調査することが明らかにされています。

ニューヨークタイムズによると、1953年に同施設で行われた会議の際、オルソンはCIAの上司から秘密裏にLSDを投与され、わずか9日後にニューヨークのホテル13階の部屋の窓から転落死したと言われています。

彼の死については長年にわたり様々な説があり、米国政府が最初に彼の死を自殺、次に誤爆と表現した後に殺人容疑もかけられています。 今回のドキュメンタリーで、どのような新情報が発見されたのか、確かに興味深いところです。

このシリーズでは、1 時間のエピソードが 8 回予定されており、最先端の科学者の死を取り巻く秘密や新しい情報を明らかにしようとする専門家の姿を追います。 サイエンス・チャンネルの開発・制作担当副社長であるキャロライン・ペレズは、同サイトに次のように語っています。

発明家であり物理学者であるニコラ・テスラの死について調べる際、何が明らかにされるかはまだ分かりませんが、彼の最も危険な発明のひとつである大量破壊兵器「デス・レイ」の意義については掘り下げられる可能性が高いでしょう。

オルソンとテスラ以外にも、カナダの砲兵技師ジェラルド・ブル、アメリカのロケット技師ジャック・パーソンズ、2012年6月にシンガポールで係争中のアメリカ人研究者シェーン・トッドなど、この番組が注目する故人科学者たちがいます