肝臓の左葉

肉眼で見ると、肝臓は右葉、左葉、尾状葉、四分葉の4つの葉があります。

肝臓の正面から見ると、肝臓の左葉は、肝臓を体の前壁に付着している鎌状靭帯によって右葉と分けられています。

機能解剖学では、肝臓を総胆管、肝門脈、肝動脈との関係から左右の葉に分けます。 これらの構造にはそれぞれ左右の枝がある。 これらの構造の左枝が通っている部分が、機能解剖学的にみて肝臓の左葉を構成している。 これを機能的肝左葉という。 また、肝機能左葉は下大静脈と胆嚢窩を結ぶ仮想の平面で右と分かれる。